会計処理、税務申告代行してもらう際の注意点
会計処理や税務申告を、税理士などの専門家に代行してもらうことも多いかと思いますが、これらの代行業務を依頼する際にはいくつかの注意点があります。
依頼する際、実際にトラブルになりかねない事例もあげて注意点を解説していきます。
契約上の注意点
まず気を付けなければならないこととしては、会計処理や税務代行をしてもらう際に契約上の注意があるということが挙げられます。
契約書上、どこまでの代行業務を行ってもらえるのか、違約金はかかるのか、契約期間はいつからいつまでなのか、解約する場合の方法などを必ず確認しておくことが重要となります。
この契約書での記載事項を軽視してしまうと、仮に代行業務を他の税理士に変更する場合に思わぬトラブルにつながる可能性もあるため注意が必要となります。
会計処理、税務申告代行が出来るか出来ないか
また、会計処理、税務申告代行の際にはいくつかの注意点があります。
まず会計処理や税務申告代行を税理士に依頼する場合には全く問題にはなりませんが、仮に税理士ではない者にお願いをする場合、会計処理の代行は出来るものの税務申告の代行までは出来ません。
つまり、会計ソフトには代行入力等はしてもらえるものの、申告はご自身で行っていただくことになるのでまずはこの点確認をしておくことが必要となります。
また、税理士でない者が会計処理を行った場合には、その者が行った会計処理がそもそも適切でないことも考えられます。
このような場合、ご自身で再度点検を行う必要が生じたり、最終的に申告で税理士に依頼しなければならないなど、結果として二度手間になる可能性も考えられるため注意が必要となります。
会計処理、税務申告代行に関することは森下法律事務所にご相談ください
会計処理や税務申告代行に関して適切な対応を行わないと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまい、最悪の場合には税務調査の後に追徴課税を課されるミスが起こる可能性も十分に考えられます。
契約書上の条項を十分確認してトラブルの発生を防ぐためにも、契約内容のチェックは非常に重要です。
森下法律事務所では、会計処理などに関する注意点、雇用関係、M&Aなどに関する法律相談を承っております。
会計処理、税務申告代行に関することは森下法律事務所にお気軽にご相談ください。
OFFICE 事務所概要
名称 | 森下法律事務所 |
---|---|
所在地 | 〒150-0041 東京都渋谷区神南1丁目23番14号 リージャス渋谷公園通り4階 |
代表弁護士 | 森下 智徳 |
対応時間 | 平日・土・日・祝 10:00~19:00 ※事前予約で時間外の対応も可能です。 |
定休日 | 365日対応 |