離婚・家事事件

「離婚を考えているが、どのように手続きをすすめていけば良いのか分からない。」
「婚約していた恋人に浮気されていることが分かったが、慰謝料の請求はできないものか。」

離婚や男女問題は、日本で非常に多くの方が直面するトラブルであるといえます。
特に離婚は、結婚同様に法律で定められた手続きですから、一種の法律問題でもあります。

■離婚成立の手続き
主要な離婚成立の手続きとしては、4つの方法があります。

①協議離婚
協議離婚とは、夫婦が家庭裁判所など第三者機関の手を借りずに、離婚それ自体と離婚の条件についての話し合いの結果として、役所に離婚届を提出して成立させる離婚の方法をさします。

②調停離婚
調停離婚とは、家庭裁判所の調停委員会が夫婦の間を介することにより、離婚とその条件について妥協案を探り、成立させる方法をさします。

③審判離婚
審判離婚とは、離婚調停で離婚について大筋で合意に至っていたものの、一部の条件が折り合っていない状態の際に、家庭裁判所の裁判官の審判として職権により離婚を成立させる方法をさします。

④裁判離婚
裁判離婚とは、離婚調停が不調に終わった場合に、家庭裁判所にて離婚とその条件について裁判で争い、成立させる方法をさします。

■離婚の慰謝料
離婚の慰謝料は、精神的損害に対する損害賠償です。

協議離婚を除いた離婚の方法において慰謝料を請求するためには、配偶者の不貞行為があったことが認められる必要があります。
したがって、配偶者が不貞行為を行っていたという証拠を押さえておくことが重要になります。

協議離婚においては、離婚の条件について当事者である夫婦の合意により自由に決めることが可能です。

離婚慰謝料の相場としては、100万円から500万円程度とされています。

森下法律事務所では、離婚のお悩みや労働問題などをはじめとした多様な法律問題に対し、多くの経験と知識から最適な答えを導くことができるよう尽力いたします。
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